b09027「未来を拓く君たちへ」 いつか死ぬという事実と現在の生き方
未来を拓く君たちへ (PHP文庫)
未来を拓く君たちへ (PHP文庫)
田坂 広志

先日の社会起業家のイベントで、田坂さんの講演を聞いた際にプレゼントとして頂いた本。

人はいつか死ぬという事実をまっすぐ見つめなおし、その中で自分はどのように生きなければいけないかを問いかけた本。

<<我々が「死」を忘れ、「不安」と「緊張」から逃れた瞬間に、やってくるのは、不思議なことに、「安心」と「平穏」ではない。
「安逸」と「弛緩」がやってくる。>>p.93

<<過去はない。未来もない。
 あるのは、永遠に続く、いまだけだ。
 いまを生きよ。いまを生き切れ。>>p.107
| 読書(社会起業家)| 07:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

b09019「社員をサーフィンに行かせよう」 パタゴニアの素晴らしい経営哲学 ☆☆☆
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論
イヴォン シュイナード,Yvon Chouinard,森 摂

パタゴニア創業者イヴォン シュイナードさんの経営哲学が明かされた本。

持続可能性を重視して、パタゴニアで使うコットン製品をすべてオーガニックに切り替えたり、売上の1%を環境団体に寄付したりと、一般の企業倫理を超越した活動を行っている。
株主のほうばかり見て利益追求することを避けるために、あえて上場していないわけだが、顧客志向が強く、変化に対する対応力も高い。
<<「自分のアイディアをみんながいいと褒めたら、そのアイディアは時代遅れだ」ポール・ハーケン>>p.148

サーフィンに社員を行かせるのは言葉のあやでもあるのだが、アウトドア製品を扱う会社でアウトドアがわからなければ話にならないということがあるのだろう。顧客の声を聞くのにも、品質を改良するのにも、結局自分でそれを身をもってしっているかどうかというところで大きく違ってくる。
そして、各個人に自主性と責任をもたせている。誰も完全に管理したりなどしない、自分で考えて行動して、波がよければサーフィンに行けばいいし、それをどこかで挽回して集中して仕事に励めばよいと、そういうことだ。

<<今日、ほとんどのアメリカ人は、環境の危機を認識している。調査によれば、七十五パーセントが自らを環境保護主義者と見なしているらしい。しかし口ではなんとでも言えるが、行動をともなわなければ意味がない。>>p.284

これを読んだとき、がつんと頭を殴られたような気がした。確かに口だけではなんとでも言えるのだ。

<<マハトマ・ガンジーの言葉にあるように、「世界を変えたいのなら、自分が変わらなくてはならない」のだ。>>p.315


| 読書(社会起業家)| 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

b09005「クレイジーパワー」 社会起業家のほとばしる情熱 ☆☆☆
クレイジーパワー 社会起業家―新たな市場を切り拓く人々
クレイジーパワー 社会起業家―新たな市場を切り拓く人々
ジョン・エルキントン,パメラ・ハーティガン,関根智美


社会起業家についての本は数冊読んだけれど、この本は社会起業家の熱さがほとばしっていて、すらすらと読める。

冒頭、パルケソフトで社会起業家となったリンコン氏の話が載っている。
「大勢の人が集まる部屋に一歩足を踏み入れれば、誰が起業家か一瞬でわかります。目の輝きが違いますから」

これを読んで自分の目がきらきらと輝いていることがあるのだろうか、と僕は自問せずにいられなかった。あぁ、いつでもそんなふうにきらきらと情熱でいっぱいだったら最高だろう!

成功する社会起業家10の特徴も載っている。
・イデオロギーや既存の秩序といった制約を払いのけようとする。
・革新性、リソース、機会を最大限に活かし、社会問題に対する現実的なソリューションを開発、実行する。
・新しい製品・サービス・アプローチを創出し、社会問題に立ち向かう。
・何よりも、社会的価値の創造を最優先する。その精神に基づき、自らの革新的技術や知識を積極的に他者に提供し、模倣させる
・十分なリソースを確保する前に活動を開始する
・教育を受けたか否かにかかわらず、人には生来、社会経済の発展に資する能力があると確信している
・決然とした覚悟を持ち、普通の人が嫌がるリスクをあえて背負う
・変革への情熱を持ちつつも、自身の活動を監視・測定することは怠らない
・他のセクターのイノベーターにとって、学ぶべきところがたくさんある
・非常に気が短い
<序章>

また、この本は、社会起業家にとってのビジネスチャンスとはすなわち社会問題を捉えればよいのだという単純なことに気付かせる。
問題は世の中にいっぱいあるだろう。
人口増加、経済的格差、食糧問題、資源問題、環境問題、健康問題、男女格差、教育格差、情報格差、安全保障・・、確かに世界には問題が山積みであり、その一つでも解決しようと思ったら相当のものだ。
それを解決しようなんて思って、目をきらきらさせるのだから、確かにその人はクレイジーだということなのだろう。
<第3章>

資金調達の難しさについても第2章でいきなり触れている。ビジネスモデルを考える上で、資金調達方法を考えないと進むものも進まない。


ということで、第3章まで読んだとこ。この本、とてもお勧めです。
| 読書(社会起業家)| 00:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

b08074「ロハスビジネス」 ロハスに関係できる仕事ができるなんて幸せだね ☆☆☆
ロハスビジネス (朝日新書 97) (朝日新書 97)
ロハスビジネス (朝日新書 97) (朝日新書 97)
大和田 順子,水津 陽子

仕事で夕方急遽文部科学省に行く破目になって、その帰りがけに電車での読み物用に文部科学省の目の前にある本屋で買った本。
何気なく買った本にしてはなかなかよかった。

この本はロハスの必要性を声高に叫ぶ本ではなくって、ロハスの意識が高くなっていることを踏まえて、そこにビジネスチャンスが生まれていて、それがロハス的な社会貢献につながっていることを肯定的にとらえている本だ。
手法的には、デザインを重視することが大事だというのが、なるほどという感じだった。そもそもロハスに関心の高い人は、生活に質を求めているから、デザインがやぼったいとまったく惹かれなかったりするわけなんだね。

事例もいろいろと紹介されていて、三洋電機のエネループ・ユニバースという電池や、星野リゾートのホテルブレストンコートプライベートコテージの例なんかが面白く感じました。両方ともデザインで賞もとっているそうです。

何よりよかったのは環境ビジネスに対する自分のモチベーションがすごく高まったことです。
| 読書(社会起業家)| 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |

b08065「未来を変える80人」 世界をよくしようと思えば行動を起こせばよい ☆☆☆
未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家
シルヴァン・ダルニル,マチュー・ルルー,永田 千奈

フランス人でブラジルで働いていた20代の若者2人が、世界中の社会企業家に会いに旅に出るという話。
若いからこそできるこの勢い。その勢いが本にみなぎっているように思う。
出てくる社会企業家たちの様々なチャレンジと粘り強さに刺激を受けること間違いなし。
ひとつひとつの事例をビジネスモデルとしてとらえても面白い。
| 読書(社会起業家)| 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |

b08063「裸でも生きる」 思いが強ければ、どこでだって前進できる ☆☆
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
山口 絵理子

山口さんはバングラディッシュでバッグ生産を行う「マザーハウス」代表をしている社会起業家です。
今夜、大学院で行われる山口さんの講演会を聞きに行くので、その前に著作を読んでみました。

なんともすごい根性の持ち主であり、20代にもかかわらず、ここまでの生き方がとても濃いです。
ふつうはもっと効率よく楽な道を選びながら生きていくものだと思うけれど、山口さんは思い立ったら、どんなところでもかき分けて進んでいきます。
そうしたやり方で結果を出しているのもすごいし、人間、強い思いと気力があれば、物事をなしえることができるのだなぁと思います。

社会起業家ということで、読む前は既に実績があって、安定しているのかと思いきや、様々な困難は過去の話ではなく、現在進行形でここにあるという感じです。
行動していかなっきゃ、何も始まらないという感じです。

兎にも角にも、今夜の講演会が楽しみです。


↓マザーハウスのHP
http://www.mother-house.jp/index.php

↓山口さんのブログ
http://www.mother-house.jp/ceo/




講演会行ってきました。
やはり直接話を伺ったことで、山口さんのもつ人となりが伝わってきてよかったです。相当、芯の強い人だと感じました。
山口さんは、「自分」をもっていることが人に勝っていることだとおっしゃっていました。「自分」はぶれることがないし、「自分」がすべての源泉であり、「自分」に嘘はつかない、とのことでした。

マザーハウスも順調に大きくなっているようで、今後は生産と販売のグローバル展開に乗り出すそうです。
その中で以下にマザーハウスの精神(ストーリー)を伝えていくかが重要であり、人をどうやって育成していくかが鍵となるようでした。
人を見るときには、山口さんは「人間力」(=人を引き付けるオーラ。まったく知らない人たちを巻き込んでいけるか。)が重要であり、山口さん自身はそういったものを見分けられるようになったとのことでした。
また、リブランディングも起こりえるし、起こしていく必要があるだろうということを言っていました。あくまでマザーハウスはコンセプト・ブランドであるので、デザインが変わっていくことはむしろ大事なことだということでした。
今後は現地が独立していけるようにしていくことも課題のようです。

今後もぜひがんばっていただきたいなと思いました。

僕も行動できるように一歩でも二歩でも準備を進めていきたいです。
| 読書(社会起業家)| 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

b08061「世界を変える人たち」 社会起業家の資質とは ☆☆☆
世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
デービッド・ボーンスタイン,井上英之,有賀 裕子

アショカ財団関係の社会起業家のケースを扱った本。
前半がケースで、後半がアショカ財団の選考方法や社会起業家の資質について書いている。

いくつか参考になったところをピックアップ。

社会起業家には「アイディア」も無論重要だが、それに加えて「人」の存在が重要だと言う。
<<ビジョン、誠実さ、まわりを説得する力、目を見張るほどの体力などを備えた人物による、がむしゃらなまでの努力があった。>>p.197

アショカ財団が資金を提供する候補者を選考する際には、
(1)創造性、(2)起業家にふさわしい性格、(3)アイデアの中身、(4)倫理観、という4つの基準に着目していると言う。

<<最初の基準である創造性は、二つの種類に分けられるでしょう。目標を立てる上での創造性と問題を解決する上での創造性です。>>p.205

最初の創造性は大人になってから身につくものでなく、幼い頃に萌芽が見られるとあります。
二つ目の創造性は、ハードルが高く、候補者の98%がここで振り落とされるそうです。

<<起業家らしさとは、物事を成し遂げる力を持つ、という意味ではありません。私たちにとっての起業家とは、世界を変える人々を指します。
起業家はアイデアを示すだけで満足しません。自分のアイデアが形になった後の世界を思い描き、そうした世界が実現するまで、休みなく働き続けます。>>p.206

<<アイデアは、かりに発案者の手を離れたとしても、それ自体が優れた内容でなくてはなりません。>>
<<結局のところ、『この人物は、そしてそのアイデアは、世界を変えるのだろうか?』という問いが導かれます。>>p.207

また社会起業家は名誉心や何かに尽くしているという思いがあるわけではありません。

社会起業家のナリニ・ナヤクはこう言ってます。
<<私は人生を百二十%楽しんできた。今の仕事をするなかで、とても多くのことを学び、得たけれど、失ったものなどひとつもない。>>p.241

| 読書(社会起業家)| 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) |

b08059「マイクロソフトでは出会えなかった天職」 世界を変えるためには、まず、飛び込んでみること ☆☆☆
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
ジョン ウッド,矢羽野薫

ネパールを手始めとしてベトナムやスリランカなどに主に図書館の設置など教育面での支援を行なっている非営利団体のルーム・トゥー・リードの立ち上げから現在の運営まで、代表のジョン・ウッド氏が書いている。
文章は平易でわかりやすく、読みやすい。
こうした社会起業家の書かれているものというのは、割と率直に物を語る方が多いようで、この筆者も同じだった。
マイクロソフトで地位と高給とやりがいのある仕事があったのにも関わらず、それを投げ出して、ネパールでの本運びの活動に従事していく前半の思い切りはすごい。
ものすごいエネルギーと充実感がびんびんと伝わってくる。

<<世界を変える手助けをするために自分の人生を少し変えてみようと思っているなら、僕の心のアドバイスはひとつ―考えることに時間をかけすぎず、飛び込んでみること。
(略)
 最大のリスクは、たくさんの人が、あなたを説得して夢をあきらめさせようとすることだ。世の中には、うまくいかない理由をあげることが大好きな人が多すぎて、「応援しているよ」と励ましてくれる人が少なすぎる。一人で考える時間が長いほど、否定的な力に引き寄せられて取り込まれやすくなる。>>p.247


この本は、社会起業家として活動する際の心構えや方法的なところも紹介しているので、単に夢をかなえるというストーリーの面白さだけでなく、参考になるところも多々ある。ジョン・ウッド氏の場合は、マイクロソフトでの仕事観が非常に役立っているようだ。

<<マイクロソフトでは、「大きく行け、それができなければ家に帰れ」といわれていた。これこそ、何か変化を起こしたいすべての人に送るアドバイスの核心だ。(略)大きく考えれば、目標はおのずと実現する。大胆な目標は人びとを引きつけるからだ。>>p.139

<<前向きで積極的な力は、この宇宙でつねに暗闇と虚無の力を打ち破る。僕たちはただ、意志をもった人が行動を起こす場所を提供すればいいだけだ。>>p.157

<<結果最重視の姿勢は、生まれたばかりのルーム・トゥー・リードに導入したいと思ったマイクロソフト文化のひとつだ。(略)
 ルーム・トゥー・リードを差別化するひとつの方法として僕が考えたのは、実際の成果を報告し、新しい情報をこまめに伝えることだ。「やろうと思っていること」を話すのではなく、やってきたことを話そう。>>p.160

<<マイクロソフトのまねをしたいと思う三つ目の組織文化は、(略)具体的な数字に基づくことだ。すべては数字に置き換えることができ、すべての管理職は自分の仕事に関する数字をひとつもらさず精査すること。>>p.164


そして、こうした非営利の団体を運営する場合には、資金調達力がどんなに必要なことなのかも出てくる。きれいごとを並べても、お金がなければ実際には何もできないということである。
ルーム・トゥー・リードでは、一人の富裕者から資金を集めるのではなく、様々な人から資金を集めて、皆で協力しあっていくことをモットーとしている。特に、その局面で、現地の人も巻き込んでいくことが大事なこととしている。

<<いちばん大切なことは、貧しい人も自分で何とかする力を持っていて、従来の援助のモデルに頼るのではなく自分たちで道を切り開けるということを、グラミン銀行のビジネスモデルが理解していたことだ。>>p.178
グラミン銀行のビジネスモデルと同様に、ルーム・トゥー・リードもビジネスモデルを有していたことになる。


★Room to Read の日本チャプターHP
http://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html
| 読書(社会起業家)| 11:39 | comments(0) | trackbacks(1) |

b08057「ムハマド・ユヌス自伝」 世界の貧困問題に解決の糸口を見出した社会起業家の自伝 ☆☆☆
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
Muhammad Yunus,Alan Jolis,猪熊 弘子

社会起業家の先駆けともいうべきムハマド・ユヌス氏の自伝を読んでみた。
バングラデッシュ人でグラミン銀行の総裁であり経済学者でもある。2006年にはグラミン銀行とともにノーベル平和賞を受賞している。

彼の強烈な問題意識は、貧困にあった。
世界で行なわれている援助も施しのレベルになってしまい、それでは貧困層は自活できないという考えがあった。

<<施しは、資金を受ける側に破壊的な効果をもたらすのである。多くの場合、施しを受けた人間は、自らの生活を良くしようとする意欲とか、病気を治そうとする意欲を失ってしまうのだ。>>P.53

では、どうしたらよいかと考えたとき、彼はマイクロクレジットという手法を考えついた。貧困層に利子をきわめて低くして、事業用にお金を貸し出すという方法である。これまで、銀行はそうした貧困層を始めからお金を貸す相手に想定しておらず、門前払いであった。また、金貸しは高利貸しであり、とりあえず相手からお金をふんだくってしまっていた。

<<貧しい人たちの要求を満たせるような公式な機関がないから、クレジット市場では債務不履行が起こり、その結果、金貸したちは市場を乗っ取ってしまい、ますます私利私欲を追求するようになってしまっているのだ。こうして多くの人が、貧困への道をまっしぐらに進まざるをえなくなっているのである。
 大勢が貧困に陥ってしまうという状況を食い止め、そして一方通行的にただ貧困へと陥っていくのを防がなければならない。経済構造が整備され、双方向への流れが生まれれば、そうしたことが可能になるだろう。>>p.122

そうして生まれたのが低利子で貧困層の特に女性にお金を貸すグラミン銀行である。
無論、始めからスムーズにこの取り組みがうまくいったわけではない。地道に一歩ずつ一歩ずつ、問題を解決することで、社会に定着できたわけである。
貧困層も事業のアイディアをもっており、資金提供によって、うまくまわるのだという切り口がまず素晴らしいし、どんな困難にも立ち向かってそれを遂行した姿も素晴らしい。

<<「貧しい人々はとても創造的なんです。どうやって生活費を稼ぐか、それでどうやって自分の生活を変えればいいのかを知っています。彼らに必要なのは、ただその機会なんです。クレジットによって、その機会が与えられるんですよ」>>p.266

<<貧困は、貧しい人たちが作りあげたものではない。社会の構造と政策によって作り上げられたものである。私たちがバングラデッシュでしてきたように、その構造自体を変えていけば、貧しい人々が自分たちの暮らしを変えていけることが分かるだろう。グラミンでの経験が教えてくれるのは、金融資本の面で支援してやれば、それがどんなに小さくても、貧しい人たちは自らの暮らしに、とてつもない変化を引き起こすことができるということだ。>>p.279


読み応えはありますが、凝り固まった思考が転換できる契機になる本だし、正しい手法と誠意をもって取り組めば、世界の問題を変えることだってできるのだということを教えてくれる本です。
| 読書(社会起業家)| 06:07 | comments(0) | trackbacks(1) |

b08022「「社会を変える」を仕事にする」 若きNPO代表の青臭くも熱い体験談 ☆☆
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
駒崎弘樹



NPO法人「フローレンス」の代表である駒崎さんが社会起業家になっていくまでを青臭くもありながら率直に綴っている。
20代からベンチャー企業の経営者をしながら、NPOに転進をはかったと書けば、崇高でありながら知的な印象を受けてしまうのだが、この本の駒崎さんはずいぶんと人間味があるし、青春真っ只中的なことに苦悶するような青年だ。
自分というものを突き詰めて考えていくのは、大変なことだし、多くの場合は何かのレールにのって楽をしてしまうものだけど、そこを自分の頭で考えて、さらには行動したからこそ、社会を変えられたのだと思う。
続きを読む >>
| 読書(社会起業家)| 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
Page: 1/2   >>

Category

Search

Entry

Comment

Archives

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode