b09042「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」 ☆☆
読もう読もうと思いながら、ずっと読んでいなかった本。
授業の指定本だったので、ざざっと読んでみた。

飛躍した企業の共通項を探し出して、そこからそれ以外の企業との違いを見出している。

多くはなるほどと思えるのだが、違和感があったのは次のこと。
<<・偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうかを決めている。
 ・「だれを選ぶか」をまず決めて、その後に「何をすべきか」を決める。ビジョンも、戦略も、戦術も、組織構造も、技術も、「だれを選ぶか」を決めた後に考える。>>p.101

違和感があったのは、バスの行き先であるビジョンを示さずに、まず人を乗せるというのはおかしいのではないかということ。
思い切って、学長の授業で質問してみたら、「この本で示されているのは変革時についてのことであり、創造(起業)時のことではない。起業時にはビジョンはもちろん必要である」とのことだった。


そのほかのメモ
<第2章>
・第五水準の指導者は個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格をあわせもっている。
<第3章>
・最高の人材は最高の機会にあて、最大の問題の解決にはあてない。
・どういう人が「適切な人材」なのかは、専門知識、学歴、業務経験より、性格と基礎的能力によって決まる。
<第4章>
・飛躍した企業は、厳しい現実に真っ向から取り組んでいる。
・ほんとうの問題は「どうすれば従業員の意欲を引き出せるか」ではない。適正な人たちがバスに乗っていれば、全員が意欲をもっている。問題は、人々の意欲を挫かないようにするにはどうすればいいかである。そして、厳しい現実を無視するのは、やる気をなくさせる行動のなかでもとくに打撃が大きいものだ。 ←個人的に疑問あり。
<第5章>
・偉大な企業になるには、三つの円(情熱をもって取り組めるもの、自社が世界一になれる部分、経済的原動力になるもの)が重なる部分を深く理解し、単純明快な概念(針鼠の概念)を確立する必要がある。
<第6章>
・官僚制度は規律の欠如と無能力という問題を補うためのものであり、この問題は不適切な人をバスにのせていることに起因する。
・飛躍した企業は、内部をくわしくみていくと、極端なほど勤勉で、おどろくほど徹底して仕事に取り組む人たちが大勢いる。
・偉大な業績を持続させるためにもっとも重要な点は、三つの円の重なる部分に入らないものであれば、どんな機会でも見送る意思をもつことである。
・「止めるべきこと」のリストは、「やるべきこと」のリストよりも重要である。
<第7章>
・飛躍した企業は技術の流行に乗るのを避けているが、慎重に選んだ分野の技術の利用で先駆者になっている。


| 読書(経営学)| 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment








Trackback

Entry: main  << >>

Category

Search

Entry

Comment

Archives

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode