b10004「オーガニック革命」 オーガニック・ライフが時代の先端になった ☆☆
オーガニックに注目が集まりつつある中でかなりよいタイミングで出てきた本。
著者の高城剛さんはどこかで聞いた名前だと思ったら、妻曰く「沢尻エリカの旦那さんじゃない?」。あーなるほど。

サブプライムを機にする世界的な金融危機の後に、ロンドンなどではライフスタイルの見直しが行われてきた経緯が語られている。これまでの大量生産大量消費型から、ファーマーズマーケットやオーガニックカフェ、レンジフリー(放し飼い)の鶏肉などに代表されるようなオーガニックな野菜を食べていくようなライフスタイルが出現して、これが急速に注目を集めているということだ。
筆者自身も生活を改善して、オーガニック・ライフを地でいくようになったということだ。
これは実は僕自身にも言えることなので、まったく違和感がなかった。ただ、ここ東京より、ロンドンでは金融危機のダメージが大きかった分、ライフスタイルの転換が顕著なのだろう。

ただし、グローバリゼーションによるフラット化からリキッド化に向かっていく中で、ハイパーノマド(固定資産を多くもたずに自由に生活拠点をかえていくような生き方)が重要となるくだりは、オーガニックとはまた別のムーブメントではないかと思う。
ハイパーノマドとしての生き方は、かっこいいと思うが、論理的な説明になっていなかったように思う。(それでも筆者はそうした生き方の転換について触れたかったのだろう。)

ただ、新しいムーブメントやライフスタイルを取り上げて、そうした生き方に自分自身をシフトさせていくといき、それを本として表明するということは、実はふつうの人間ではできることではない。学者だったら、どうしてもアカデミックな事例を集めて、まとめるくらいしかできないだろう。筆者自身が実践しているという点で、この本は面白いものになりえていると思う。


| 読書(その他)| 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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