「ルーシー・リー展」


新国立美術館で、ルーシー・リー展
以前、東京駅の美術館で観ているので彼女の作品を観るのは2回目だったが、彼女の一生を作品とともに追えるような展示になっており、人となりも感じることができて、なかなかよかった。
1902年に生まれて、芸術等が19世紀末〜20世紀初めに輝いていたウィーンで、若い時代を過ごせたのは大きな影響を与えたようだ。さらに、ユダヤ人であったため、ナチスの迫害をさけて、イギリスにわたったことも大きな人生の変わり目だったようだ。

彼女の人となりは、貴重なビデオ映像でわかる。真摯で、それでいてお茶目な感じの方だった。器を焼く掘り込み型の電気オーブンに頭から入って、あまりに深すぎて足をばたばたして、インタビュアーのアッテンボローに足を押さえてちょうだいと声をかけるシーンは少し笑えた(他に人がいなかったら一体どうしてたんだろう?)。

器は縁がちょっと壊れそうなくらい薄くなって、シャープな線を描いているのが特徴的。このシャープだけど、それでいて温かみのある作品をつくれるのが彼女のすごさではないか。釉薬も随分と研究していて、青みを出したり、ピンク色を出したりして、更に色の出方にもこだわっている。それから、手書きの彫り込みのライン。一本一本、針で線をつけていたのが印象的だった。
均斉のとれた器は、彼女のセンスと人となりがうまく組み合わさってできたものなんだね。

彼女のお仲間であるハンス・コパーさんの展示も6/26からパナソニック電工の汐留ミュージアムであるようだから足を運びたいね。

| たまにアート| 00:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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