b10020「田舎力」 地域ブランドの形成
地方で経営的に成功している農的取り組みから、何が成功要因なのかをまとめた本。
長崎の離島・小値賀村、ゆずで有名な高知の馬路村、コウノトリを使った有機農業で脚光を浴びている豊岡市の取り組みを紹介している。

どこの成功事例も、国や県が行ったものでもなく、またコンサル会社が企画したものでもなく、地元から生まれたものだ。
若者が離れていくような地方でもアイディアによって魅力のある取り組みを行うことができる。
それは、どこでもあるようなありきたりのものでなく、地域性があり、都会の人が共感してもらえるようなものにしていく必要がある。
ブランド化のためには、馬路村のようなプロモーションも有効だ。
グリーンツーリズムでは先行しているヨーロッパから農村デザインのセンスのよさを身に付けた事例もあった。
筆者は成功例の構造を5つ(発見力、ものづくり力、ブランドデザイン力、食文化力、環境力)にまとめている。

都会の人が地方で実際に農体験をしたいと考える理由として4つ挙げている。p.127
1.安全志向の高まり
2.グルメでの蘊蓄を楽しむ人が増えた
3.ロハス、スローフード等の環境や健康、自然を志向するムーブメントが広がった
4.健康志向

自分自身を振り返ってみても確かにそういうことが言えると思う。

この本での発見は、
・ものづくりの重要性を掲げていること。質の高いものをつくっていくことが大事だということ。筆者が世代が上の男性だからか、やたらと女性の感性で引き立てることが重要としていたが…(笑)
・食文化の発信としてはテキスト(内容理解)と現場のワークショップを組み合わせる形がよいということ。確かに、この前参加したツリーハウスプロジェクトの間伐ワークショップも両方が入っていて、理解がしやすかった。

ということで今後の参考になりそうな本だった。

| 読書(農業)| 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment








Trackback

Entry: main  << >>

Category

Search

Entry

Comment

Archives

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode