b10029「ニンジンから宇宙へ」 有機農業のバイブル本 ☆☆☆
弟に勧められて読んだ赤峰さんの本。
近代農業では、N,P,Kの養分を野菜を効率的に与えることのできる化学肥料が、実は虫を呼んでしまい、そのために殺虫剤を撒かざるをえなくなる。
そもそも、虫がやってくるのは、植物に一部の栄養が過多になることを自然の力でもとに戻すための作用であるということ。虫は自然の状態だからやってくるのではなく、むしろ不自然な状態だからこそ、いったん植物の葉などをかじることで、正常な状態に戻そうとしているのだ。
その虫を退治すれば、事が済むと考えてしまうのは、愚かなことだということがよくわかった。

また、有機肥料であっても、肥料が未成熟であれば、毒になるということも目から鱗だった。
アンモニア態の窒素を(未発酵の堆肥)は、一か月かかって亜硝酸塩に変化するけれど、この状態のままだと動物の血液中では酸欠をもたらすということだった。その後、さらに硝酸化成菌の働きによって、ようやく肥料として利用可能な硝酸塩になるということだ。
だから未発酵、未成熟の肥料を使った有機農業はむしろ危険なものになるということだった。

若干、科学的なところに欠けるところがあったりするものの、有機農業に興味のある方にはバイブル的な本と言えると思います。

| 読書(農業)| 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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