b10038「ドイツ グリーン・ツーリズム考」 農業の将来像
僕らがぴたらファームでやろうとしている農業の参考になるかと思って読んだみた本。

東京農業大学の出版会の刊行で、ドイツのグリーンツーリズムの博士論文を書籍化したものだが、非常に参考になった。

ドイツでは、日本より先行して、農家が生産だけでなく、グリーンツーリズムや動物糞のバイオマス等の自然エネルギー生産で収入を得られる仕組みになっている。それが社会全体が後押しをしていて、末端の農家が知恵を絞るという形になっているようだ。

本の中で主旨がまとめられていたので引用

p.142
ドイツのグリーン・ツーリズムの特性を総括する。
第一が、農家支援のための農業政策が環境政策へとシフトし、農業政策と環境政策の融合が進んだ結果、ヨーロッパ型の多面的農業と牧歌的な田園景観が形づくられたことである。
第二が、グリーン・ツーリズムの推進組織が政府や農家との連携でユーザー志向のマーケティング方策を積極的に取り入れ、新たなツーリズム市場が確立された結果、これまでの農家の片手間仕事のサイドビジネスが主要な収入源へと成長したことである。
第三が、農産物の生産者としての農家が、独特の田園環境を資源として活用する農村起業家へと変身し、経営センスに磨きをかけ農村振興を牽引したことである。
それぞれが時代のニーズに合わせ、影響し合いながら好循環でグリーン・ツーリズムを発展させ、新規雇用を生み出す田園ビジネスが誕生したのである。


農業は生産だけでは収益を確保することが難しい。
ぴたらファームでの活動も、グリーンツーリズムに舵をとりながら進めていく必要があると確信を得ました。
| 読書(農業)| 09:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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