m11004「ソーシャル・ネットワーク」 ネットのなかで隠し通せない孤独と自己顕示欲 ★★★
 


仕事帰りに吉祥寺のリゴレットで妻と待ち合わせて、軽くイタリアン&ワインしてから、デヴィッド・フィンチャーの「ソーシャル・ネットワーク」を観てきた。
そもそも、ソーシャル・ネットワーク・サービスは人と人をつなぐツールであるはずなのに、創業者自身は孤独であるというのが逆説的だ。
彼がそうした人と人のつながりを求めていたからこそ、こうしたサービスを求めていたのかもしれない。
だけど、ビジネスを進めれば進めるほどに、周囲の人と亀裂が走っていき、彼はそれを修復する術を知らない。
ネット時代だからこそ、人間関係が破綻していても、ビジネスは成長し続けられるということなんだろうか。

また、人はビジネスの流れのなかにいると、どんどん自己顕示欲が強くなって、その快感に酔いしれてしまうように、この映画を観て感じた。理念というものを掲げても、それ以上に自分のなかで膨らんでいく欲望を抑えるのはかなり難しい。
この映画はそれを客観的に捉えているようにも思えた。

この映画自体、恐らく、フェイスブックの協力な広報ツールとなっていくけれど、同時に自分たちの弱さを公開していくことにも繋がっている。
今や、どのような情報も隠しとおすことはできない。ならば、すべてを公開して、そこから何が生まれるのか確かめてみよう、そんな時代なのかもしれない。
フェイスブックにも、創業者たちにも、従来の価値観では図りきれない価値観と度量の大きさとパワーを感じた。

| 映画| 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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