映画と読書メモ
映画
・m11009「トゥルー・グリット」コーエン兄弟 ★★
「ノーカントリー」の人間的感情の機微を全く解しない0か1しかないような悪役の怖さに比べると、この映画は物足りない。ただ、映画のできとしては悪くはない。
なぜ、西部劇を撮りたかったのか。この復讐劇は、成功したかのように見えて、何かを得た人間が今一つはっきりしない。むしろ、命を落としたり、身体を悪くしたりと・・・、そのことの無意味さのほうが強い。そうやって、ここまで書いていて、もしかして、これはアメリカの中東への復讐劇の無意味さを揶揄する映画だったのかもしれないとも思う。ちょっと深読みしすぎかな。
主人公側が正義のように見えて、敵をどんどん殺していくわけだけど、果たしてそれに意味があるのかどうかがよくわからない。
結局、少女が時を経て、何も得られなかったように見えるのは、それを暗示しているのだろうか。
映画公開からほどなくして、ビンラディンをアメリカは撃ち殺せたわけだが、その意味は一体なんなのだろうと考えると、自尊心を守るだけだったのかもしれないなどとも思えてきたり。最後に出てきた毒蛇は何を象徴していたのだろう。

・m11010「岳」 ★★
山好きが高じて見た映画だったが、これはテレビドラマの延長的な映画。
ただ、あまり芸術としての映画ではなく、娯楽としてとらえるならば、ふつうに楽しめる。
小栗旬が意外によかった。そういえば、僕が初めて彼を見たのは、ポールオースターの偶然の音楽を、白井晃が演出した舞台のことだった。あの演技がなんともよかったが、ここでは、あっけらかんとした山男を演じていて共感できた。

・m11011「ブラック・スワン」 ★★★
ナタリーポートマン万歳の映画。バレエの技術に加え、裏表の人格と、心理的な抑圧から錯乱に陥るところまでを演じたのはすごい。彼女がいなかったら、この映画は存在しなかっただろう。


読書
・b11005「基礎講座 有機農業の技術」(日本有機農業研究会)
ファームの運営をやっているため、今更ながら基本を勉強しています。
有機農業も奥が深いです。
自分は農学部の大学院まで行っているのに、機会があったのに全く農業のことを勉強しなかった。今頃、慌てて勉強しているのを見て、某ク氏も笑っていることでしょう。

| -| 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
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