b08022「「社会を変える」を仕事にする」 若きNPO代表の青臭くも熱い体験談 ☆☆
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
駒崎弘樹



NPO法人「フローレンス」の代表である駒崎さんが社会起業家になっていくまでを青臭くもありながら率直に綴っている。
20代からベンチャー企業の経営者をしながら、NPOに転進をはかったと書けば、崇高でありながら知的な印象を受けてしまうのだが、この本の駒崎さんはずいぶんと人間味があるし、青春真っ只中的なことに苦悶するような青年だ。
自分というものを突き詰めて考えていくのは、大変なことだし、多くの場合は何かのレールにのって楽をしてしまうものだけど、そこを自分の頭で考えて、さらには行動したからこそ、社会を変えられたのだと思う。
この本は、
・社会問題を解決したいという強い熱意があれば、誰でも社会起業家になれることを示唆している。
・一方で、役所や政治がいろいろなところに介入してきて、自由な活動を行なわせてくれないといった一面での大変さもわかる。
・また、自分で描き出した虎の子のビジネスモデルを、社会問題を解決するために、放出していくことも辞さないどころか、むしろ放出していくよう則天去私的な行動が必要とされることもわかる。

<<「三年でやめる新卒者が四割いる時代。すでに終身雇用は崩れ、寄らば大樹の陰、という環境依存型の生き方をするのは、逆にリスクが高い。自律的に自らのキャリアを選択し、自分がどんな人間になりたいのか、という自己実現と、どんな社会を実現したいのか、という社会実現の双方を重ね合わせた働き方が、最も充実したものをもたらすんだ・・・ p.189

<<僕たち社会企業家は、事業を通じて社会問題を解決するモデルを創り出す。あとは、多くの人にそのモデルを真似てもらったり、あるいは行政が法制化したりすることでそのモデルが全国に拡散する。
 同時に現場の知識をもってして、誰よりも鋭く制度の欠陥を見破り、政策立案者たちに代替案を届けていく。文句ではなく、クリエイティブな解決方法をあらゆる方法でプロモーションし、政策化をあと押しするのだ。 p.218

<<「社会を変える」を仕事にできる次代を、僕たちは迎えている。p.228

<<「あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい」―マハトマ・ガンディー


| 読書(社会起業家)| 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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