屋久島(宮之浦岳縦走)
5月4日から7日にかけて、屋久島の宮之浦岳を縦走してきました。

初日は羽田から鹿児島へANA(マイレージ)で飛びました。飛行機からは富士山がくっきりと見えました。


飛行場からバスで港へ移動して、ロケットという高速船で屋久島宮之浦港へ。
港からバスに乗り30分で安房。
お弁当屋さんのもっている民宿松峯壮で一泊。
夜は風来り(ぶらり)で屋久島の焼酎でほろ酔い。

翌日、安房から早朝5時のバスの乗って荒川登山口。
外は暗く、バスは山道を右は左へカーブをとりながら登っていく。
40分揺られて荒川登山口で降りる頃には少し車酔い。
荒川登山口は縄文杉に向かうツアー客でいっぱい。
(あとでわかることだが、この日の登山客は僕らだけだったようだ。)
そうこうするうちに雨も降り出してきて、準備体操もせずに、押し出されるように登山開始。
登山開始といっても、ツアー客の長蛇の列の中に入って、昔の伐採杉のトロッコ道をひたすら歩くだけ。
沢沿いの道で、途中で出てくる巨岩に水しぶきあげる迫力満点の谷間に魅了される。



トロッコ道の終わりから山道に入って標高をあげていきます。
妻が次から次へと出てくる杉の大木の写真や苔の写真なんかをとっているので、後ろからやってくるツアー客に次々と追い抜かれます。
ゆっくり歩いているおかげでまったくといっていいほど縄文杉までは疲れませんでした。
縄文杉は立派でためいきが出るけれど、ここでも写真を順番にとっていかなければならないほど、人でいっぱい。
それでも満足感は高かった。





縄文杉より先に進み、高塚小屋(小さな小屋で好き好んで泊まりたくなるようなところではなかった)を過ぎると、ツアー客は誰もいなくなり、森と僕ら二人だけになった。
高塚小屋から1時間ほどで新高塚小屋。
僕らはテントを今回は使わないと判断して(雨天だったし、GWの終わりなので混まないだろうと予測)、テントを宿にデポしてきたのだが正解だった。
小屋には僕らが到着した14時前には誰もいなかった。
(その後登山客が少しずつ増えだして、最後は20人近くになっていたと思う。ただ、その登山者のほぼすべてが僕らと逆コース(つまり、淀川口→ピーク→小屋→荒川口)だった。)

昼寝タイム2時間ほど取った後に、小屋の前で夕食。
夕食はお湯を袋に注ぐと15分後にドライカレーになっているという超簡単なレトルト。(僕は大学時代ずっと山をやっていたけれど、ここまで簡単なレトルトは初めてだった。)
下界では食べたくなるような代物ではないが、うっそうとした森の中で、一日のほどよい疲れのあとに食べるものとしては、不思議なことに美味しいような気がした。
食後には沢水で冷やして作ったプリンなんかもいただいた。
屋久鹿が僕らのおこぼれにあずかろうとうろうろしていたが、結局敢えて何もあげなかったのに、僕らの食後のテーブルをぺろぺろ舐めていたのには苦笑してしまった。





翌日は5時前に出発。
まだ外は暗く、ヘッドランプの明かりを頼りに山道を登る。
暗いと道がよくわからなくなって、本当はやらないほうがよかったかもしれない。
第一展望台の手前で日が昇ってきて、少しずつ世界がモノトーンになり、色づいてくる。それがとても不思議だった。
第2展望台を抜けると、完全に高山帯。
花崗岩の巨岩が点在する奇異とも言える山岳景観が素晴らしかった。




ピークは雲海の上。
隣の永田岳や翁岳などが望めて、なんとも満足度が高い。

ピークを降りていって、ようやくこの日の行動で初めての登山者と会う。その後も淀川口から日帰りや新高塚小屋泊まりの登山者に30人近くお会いしたと思う。

降りていく途中の平石というところが気持ちよい。
平らな岩の上に寝そべって、吹き抜けていく風を感じると、なんともいえない。
目の前にはヨーロッパ的な岩の山容の黒味岳のピークにいる人たちがよく
見える。





その後、小さな湿原帯を越えて、淀川小屋へ。小屋の前の淀川は緩い流れにも関わらず、透明度のある川で美しい。次回はここを沢登りしたら面白そうだなと思った(多分、緩い流れで難しくないんじゃないかな。)

小屋から登山口までは30分程度。妻はここで駆け抜けるようにして飛ばしたのであっという間だった。
登山口には、ちょうど登山客を送ってきたタクシーに交渉して、安房の町に連れていってもらう。
おかげで14時には下界。
明るいうちに民宿のお風呂に入って疲れをいやして、畳の部屋でねっこ転がっていた。



夜は近くの「磯のかおり」という料理屋でお寿司や刺身盛を食べる。
ここの魚の鮮度が素晴らしく、とても美味しかった。
鯖は獲った後にすぐに首を追って鮮度を保つらしく、これまで食べた鯖の中で一番美味しかった。



最終日は、安房のベーカリーでパンを買って、川を眺めながら朝食。12時のフェリーで鹿児島へ渡る。
タクシーの運転手お勧めのとんかつ屋で、黒豚の柔らかさに舌鼓をうった。重たいザックは鹿児島から送って、僕は空身で飛行機に乗って、帰りました。
帰りは吉祥寺のユッカでカレーとベルギー白ビールを飲みました。

なんとも充実したGWでした。
| 山登り| 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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