m08022「崖の上のポニョ」 圧倒的な展開力ととてつもなく大きな包容力 ★★★


宮崎駿の新作「崖の上のポニョ」

原画タッチの残しながらも見たこともない海のアニメーションに、力強いストーリー運びに圧倒されて、ずっと子供みたいに口を開いて観ていた。
この映画では、大きな魚がやってくることや、魚から人に変わってしまうことへの驚きがない。
5歳児の主人公だけでなく、凛々しい母親もその周りの大人たちも、すべてを自然の事象を当たり前のように受けとめていくところが素晴らしい。
ダイナミックな自然を前に、人は勇気をもって自然と対峙して、かつ他人のことを思いやっていく。
この映画の中では、すべてを受容し、包容でき、違いというものを認め合うことができる。

そして素直な感情表現。好きなものに好きといい、さびしければ涙を流し、それでも弱音を吐かずに、常に前を向いている。

敵役を設定せずに、みんなが理解しあっていくことをテーマとしている。
宮崎さんは、これまでの路線を高めるというより、まったく違うレベルで映画を作った感がある。
手塚治虫の火の鳥を彷彿とさせていくところもある。

こんな素晴らしい映画を見せてくれて、ありがとう、という感じだった。
| 映画| 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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