b08061「世界を変える人たち」 社会起業家の資質とは ☆☆☆
世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
デービッド・ボーンスタイン,井上英之,有賀 裕子

アショカ財団関係の社会起業家のケースを扱った本。
前半がケースで、後半がアショカ財団の選考方法や社会起業家の資質について書いている。

いくつか参考になったところをピックアップ。

社会起業家には「アイディア」も無論重要だが、それに加えて「人」の存在が重要だと言う。
<<ビジョン、誠実さ、まわりを説得する力、目を見張るほどの体力などを備えた人物による、がむしゃらなまでの努力があった。>>p.197

アショカ財団が資金を提供する候補者を選考する際には、
(1)創造性、(2)起業家にふさわしい性格、(3)アイデアの中身、(4)倫理観、という4つの基準に着目していると言う。

<<最初の基準である創造性は、二つの種類に分けられるでしょう。目標を立てる上での創造性と問題を解決する上での創造性です。>>p.205

最初の創造性は大人になってから身につくものでなく、幼い頃に萌芽が見られるとあります。
二つ目の創造性は、ハードルが高く、候補者の98%がここで振り落とされるそうです。

<<起業家らしさとは、物事を成し遂げる力を持つ、という意味ではありません。私たちにとっての起業家とは、世界を変える人々を指します。
起業家はアイデアを示すだけで満足しません。自分のアイデアが形になった後の世界を思い描き、そうした世界が実現するまで、休みなく働き続けます。>>p.206

<<アイデアは、かりに発案者の手を離れたとしても、それ自体が優れた内容でなくてはなりません。>>
<<結局のところ、『この人物は、そしてそのアイデアは、世界を変えるのだろうか?』という問いが導かれます。>>p.207

また社会起業家は名誉心や何かに尽くしているという思いがあるわけではありません。

社会起業家のナリニ・ナヤクはこう言ってます。
<<私は人生を百二十%楽しんできた。今の仕事をするなかで、とても多くのことを学び、得たけれど、失ったものなどひとつもない。>>p.241

| 読書(社会起業家)| 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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